花粉が飛ぶ季節に考える家のこと 後編
こんにちは、住宅生協です。
前回( https://www.mie-jsk.or.jp/blog/4060 )に続き、花粉が飛来する時期における対策についてご紹介します。
花粉が飛ぶ時期に悩ましいのが洗濯物です。
ご自身はもとより、家族に花粉症の方がいる場合も、洗濯物を干す場所でお困りの方は多いのではないでしょうか。■外に干さない!
解決手段はいたってシンプル。
花粉の飛来が予測される日は、外に干すのを避けることです。そのために必要なのが、室内の物干しスペースですね。
テラスやベランダに干す量をカバーできる室内干しスペースを確保しておけば、「今日は外に干すのをやめよう」と思ったときに、ストレスなく利用することができます。そもそも共働きのご家庭も多い現在、家事の手間を少しでも減らすため室内に物干しスペースを設ける家は増えています。
生活動線、家事動線も考えて間取りを検討すれば、より暮らしやすい家ができることでしょう。最近はガス衣類乾燥機を設置するご家庭も増えています。
コストがかかるイメージもありますが、室内干しのためにサンルームやランドリールームまで設けることを考えると、ガス衣類乾燥機の方が安価。
ガスならではのパワーと経済性は最大のメリットです。
「ふっくら仕上がる」と、導入された方からも大好評ですよ!花粉が飛ぶ日は洗濯物を外に干さない。
家づくりにあたっては、そう割り切って間取りや住宅設備を検討するのが良いでしょう。
これから家づくりを検討される方は、花粉の時期が過ぎ去ってからもぜひ覚えておいてくださいね。花粉・黄砂が飛ぶ季節に考える家のこと 前編
こんにちは、住宅生協です。
花粉や黄砂、PM2.5などにより、花粉症などの健康被害はもちろん、付着による汚れなど、さまざまな面で影響があるこの季節。
家づくりにおいては、どのようなことを意識される方が多いのでしょうか。
今回から2回にわたり、この時期に有効なアイテムをご紹介します。■きれいな空気で過ごしたい
現在、住宅には24時間換気が義務付けられています。
24時間換気が義務付けられた背景には、ホルムアルデヒドなどの有害物質による人体への影響、シックハウス症候群が社会問題となったことがあります。
つまり、室内の空気を排出し、新鮮な外気を取り入れることが24時間換気の目的です。「でも外気を取り入れるということは、花粉なども一緒に家の中に取り込んでしまうのでは?」
こう思う方もいますよね。取り込む空気について厳密に対策する場合は、オプションでご用意する熱交換換気システムがおすすめです。
換気には第1種と第2種、第3種があり、熱交換システムは第1種。
標準仕様の第3種は、居室のどこかに自然給気口を設け、建物内の1~2カ所に換気扇を設けて排気する方法です。
コストは抑えられますが、花粉などが家に侵入しやすいという一面もあります。
第2種は換気扇を用いて給気し、換気口から自然排気する方法で、一般的な住宅にはあまり採用されていません。第1種は給気、排気ともに機械を使います。
第1種に該当する熱交換システムは、換気の際、空調によって暖かく(涼しく)なった室内の空気を活用する空調負荷の軽減が主な役割です。
加えてフィルターを取り付けることが可能なため、建物に入ろうとする花粉などの微粒子をブロックできるのも大きなメリット。
高性能フィルターを使えばさらに、外気を取り込む際の有害物質低減効果が期待できます。気になる方はお気軽にお問い合わせください。
住宅生協で働くスタッフを紹介します!【住宅営業:奥山寛巳・後編】
こんにちは、住宅生協です。
住宅生協に興味を持っていただいた方に、もっと私たちのことを知ってもらいたい!
そんな思いから毎月、住宅生協で働くスタッフの紹介をしています。今回は、住宅営業を担当する奥山寛巳(おくやまひろみ)へのインタビュー後編をお届けします。
仕事に対する姿勢、プライベートのことなどを聞いてみました。–働いていて楽しいと感じる瞬間はありますか?
当然のことながら、家は1人では建てられません。
何人もの人が関わって1棟の家を建てます。
多くの人とつながり、お客さまにいい家を提供するという同じ目標に向かって一丸となるときに、やりがいや楽しさを感じますね。–お客さまと接するときに気をつけていることはありますか?
第一印象が悪くならないように気をつけています。
お客さまにとって営業マンというのは、とっつきにくい存在だと思うんです。
だからこそ、堅すぎない印象を抱いてもらうのが大切。
あとはオシャレな雰囲気が出せるように心がけています。–お客さまによく聞かれることはありますか?
今30歳ですが、年齢をお答えすると驚かれます(笑)
–趣味や休日の過ごし方を教えてください。
最近、キャンプを始めました。
たき火にあたって、星を眺めながら飲むコーヒーが好きなんです。夜空を眺めて、星の写真なんかを撮ることも。
登山も好きで、先日は菰野町・御在所岳へ登ってきました。
趣味でバンドもやっています。
大きい音で演奏するのは非日常感があって最高!
ライブハウスにもよく行きますよ。
あとはアニメ鑑賞やゴルフも好きです。–これから出会うお客さまに一言お願いします。
家を建てるのは選択の連続です。
住宅会社、土地、借入の仕方、キッチンの形、壁紙の色…etc
その負担を少しでも減らせるよう、私、奥山の全身全霊でお手伝いさせていただきます!
松阪住まいの情報センター 奥山まで何でもご相談ください。お読みいただきありがとうございました。
次回もお楽しみに!
在来工法・2×4工法に共通するもの
こんにちは、住宅生協です。
お客さまのご要望に合わせ、在来工法(木造軸組工法)と2×4工法、いずれも施工できるのが住宅生協の強みです。
建物の構造が異なる2種類の工法ですが、家づくりの基本的な部分には共通点もあります。
今回は、質の高い家づくりを目指した住宅生協共通仕様の一部をご紹介します。■建物を面で支える
家を支える基礎部分には、「ベタ基礎」を採用しています。
建物の底板一面を鉄筋コンクリートで支えるベタ基礎。
家の荷重を底板全体で受け止めるため、負荷が分散し、安定性に優れるのがメリットです。
住宅生協では、基礎の骨組みとなる鉄筋に13mmの太さを用いて、一般的に施工される幅より狭い150mm間隔で敷き詰めています。なお布基礎と呼ばれる方法では、建物の外周や柱、壁の部分だけに基礎を配置します。
耐震性でベタ基礎に劣るほか、床部分のコンクリートが薄く地面の湿気の影響を受けやすいため、シロアリ被害の懸念もあります。■構造材の劣化を軽減
基礎の換気については、「通気基礎パッキン」を使用します。
この方法により、建物全体に通気口ができるため全体的に風が通るようになるうえ、土台から基礎が分離するため、湿気の影響を受けにくくなり、建物の耐久性が向上します。
従来からある通気口を設けた基礎のデメリット(基礎の強度が損なわれる、空気の流れがよどむなど)を改善した方法です。基礎と建物は「ホールダウン金物」でつなぎ、地震の際に、柱が土台や基礎から抜けたり浮き上がったりするのを防ぎます。
それぞれの工法の特徴や共通点は、こちらからもご覧いただけます。
●在来工法(木造軸組工法)
https://www.mie-jsk.or.jp/blog/3333
https://www.mie-jsk.or.jp/concept/zairai/●2×4工法
https://www.mie-jsk.or.jp/blog/3365
https://www.mie-jsk.or.jp/concept/2×4/災害を意識した土地選び
こんにちは、住宅生協です。
近年の災害の多さや被害の深刻さは、新築をご検討されている方にとっても非常に気にかかるところでではないでしょうか。
私たちもテレビなどで被災地の状況を見るたび、災害に備えた家づくりの必要性を強く感じています。自然豊かな場所が多い三重県ですが、海、山、川には災害のリスクがあることも忘れてはいけません。
地震、台風による津波や増水、土砂崩れなどは、ひとたび発生すれば住む場所に甚大な被害を与えます。
災害に備えた住宅設備ももちろん重要ですが、どこに家を建てるかというのは、災害への備えの第一歩でもあります。土地探しの際、高台を求める方は多くいらっしゃいます。
確かに、海抜の低い場所にリスクがないとは言えず、少しでも高い場所でというお気持ちは理解できます。ただ、中には海抜が高い一方、雨が多くて浸水しやすい場所もあり注意が必要。
極端な高台でなくても、リスクの低い場所を選ぶことが何より重要です。住宅生協では、注文住宅をお考えの方の土地探しや、分譲住宅を建てる際の土地選定など、災害への備えを常に念頭に、安全・安心な平地を選ぶようにしています。
50年以上、地域に根差して住宅をご提供してきたからこそ、三重県の土地事情をよく知っている住宅生協。
災害からご家族の暮らしを守るのも、私たちの大切な役割です。石・タイル・鉄。素材の組み合わせが素敵な家
こんにちは、住宅生協です。
三重県住宅生協が建てた注文住宅の施工事例をご紹介します。
今回は石やタイル、鉄などのさまざまな素材を組み合わせたモダンな雰囲気が魅力の、リゾートホテルのような住まいです。明るくて開放的なスキップフロアのリビング。柱や壁には本物の石材を使用しています。
落ち着いたトーンのリビングと引き締まったブラックのキッチンは、何気ない普段の暮らしも気分を上げてくれそうな空間。階段は鉄で製作しました。
手すりにつけられたワイヤーが、デザインのアクセントになっています。2階にはインナーバルコニーも。
家具を置くことで、外とのつながりを感じながらもゆっくりと過ごせる空間になります。
この場所からは、宮川の花火大会も眺められるそうですよ!キッチンとリビングの先にはタイルデッキを。
設計士の提案で軒裏には木を使いました。
埋め込んだダウンライトと相まって、ぐっと質感が高い空間に。お施主さまのアイデアを随所に生かし、さまざまな場所でリラックスできる贅沢な一邸です。
モデルハウスに込めた思い
こんにちは、住宅生協です。
住宅生協では北勢、中勢、南勢各エリアの分譲地で多くのモデルハウスを公開しています。
住宅展示場にあるハウスメーカーのモデルハウスとの違いは、全て販売を前提としていること。
見せるためのモデルハウスであるのと同時に、実際の暮らしを想定して建てられた分譲住宅でもあるのです。一般的な建売住宅との違いは、実物を見ていただければわかるはず。
それぞれに明確な特徴やコンセプトのある住宅生協のモデルハウスは、分譲住宅でありながら、注文住宅をお考えの方には文字通り手本としてお見せする建物。
性能や工法、住宅設備、デザインなど、住宅生協の家づくりの質の高さを詰め込んだ家ばかりです。ぜひ一度、お近くのモデルハウスにお越しください。
各モデルハウスの情報はこちら
https://www.mie-jsk.or.jp/modelhouse/■こんな家に住んでほしい
モデルハウスには、私たちの家に対する思いも詰まっています。
「こんな家を建てたい」
「三重県で、こんな家に住む人が増えてほしい」こうした思いを反映させられるのも、モデルハウスだからこそ。
例えば津市夢が丘の「DOMAのある家」。
ここは、玄関を開けた先に大空間の土間があることを前提にプランニングした家。
ライフスタイルに合わせ使い方が無限に広がる土間のある暮らしを、ぜひ味わってほしいという担当者の思いが形になった家です。
お客さまのリクエストに応じてプランをご提案する注文住宅ではコストの問題などで難しいワンランク上の装備も、このモデルハウスでは担当のこだわりにより実現しているのです。ローコスト住宅を検討中に住宅生協のモデルハウスを見て、「全然違う」と契約に至った方もみえます。
どこの住宅会社にするか迷っている方はぜひ一度、住宅生協のモデルハウスにお越しください。
きっと「こんな家に住みたい」とお感じになることでしょう。プロが選ぶ住宅生協の家 ~家の価格についても考えてみる~
こんにちは、住宅生協です。
労働者の住環境向上を目的に、労働組合が出資して生まれた三重県住宅生協。
株式会社ではなく協同組合という組織のため、「消費生活協同組合法」に基づき、営利至上主義とはならないことが大きな特長です。利潤をあげて株主に利益を配当することが目的の株式会社(営利法人)と違い、協同組合の目的は「相互扶助」。
組合と組合員がお互いに助け合う関係が前提となる組織です。
もちろん、一般のハウスメーカーや工務店と同じように、どなたでも三重県住宅生協で家を建てたり、購入したりしていただけます。50年を超える歴史の中で、12000棟以上の住宅をご提供してきた三重県住宅生協ですが、「プロが選ぶ家」としても実績を積み重ねています。
家を建てるには設計士や大工職人、インテリアコーディネーターなど、さまざまな業種のプロが関わりますが、そうした協力業者の方からお客さまを紹介いただくことが多いんです。
協力業者の方自らが、住宅生協で家を建てることもよくあります。
(設計事務所兼用の住宅など)
紹介したり、自ら建てたりするのはおそらく、住宅生協の家を評価していただいているから。
さまざまな住宅会社を知る協力業者の方から選ばれているのは、私たちの誇りです。■定価がないからこそ
住宅価格には定価がありません。
価格が見えにくいから、不安にも感じるものです。
大幅な値引きに心が揺らいだり、高い価格をブランドだからと受け入れたり、ローコスト住宅の価格設定に驚いたりすることもあるでしょう。住宅の価格には理由があります。
広告費や研究費が住宅価格に反映されたり、そもそも大幅な値引きが可能な見積だったり、住み心地や性能に影響する安価な資材・施工だったり。もちろん、こうした理由をどう捉えるかはお客さまご自身の考え方によります。
私たちは、建物の「質」こそ、価格に反映される最も大切な理由だと考えています。
大切な家族を守るための家だからこそ、私たちは建物の質にこだわり、そのこだわりを根拠にした価格をご提示しています。
冒頭にもある通り、極端に営利ばかりを追求するものでもありません。大切なのは建物の「質」と「価格」のバランス。
迷ったらぜひ、実際の建物を見てご判断ください。ZEHは今がチャンス!
こんにちは、住宅生協です。
私たち三重県住宅生協は、ZEHへの取り組みも積極的に進めています。
ZEH(ゼッチ)は、Net Zero Energy House(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の略称。建物の断熱性・省エネ性能を上げるとともに、太陽光発電などによりエネルギーをつくりだすことで、年間の一次消費エネルギー消費量の収支がゼロとなることを目指した住宅を指しています。
つまりは消費するエネルギーよりも、つくりだすエネルギーの方が多い家。
電気代がかからないばかりか、発電量によっては売電収入も期待できます。さらに大きなZEH住宅のメリットは、快適な暮らしが送れること。
ZEH実現のためには断熱化が必要です。
高断熱な家は夏すずしく、冬あたたかいのに加え、室内の温度差が少ないためヒートショックのリスクが少なくなります。
急激な温度差で体が影響を受けるヒートショックは、特に寒い冬の時期に危険性が高まり、多くの方が命を落とされています。
こうしたリスクの低減も、安全安心の暮らしのためには欠かせません。2018年度からは、これまでのZEHに加えてZEH+が定義されました。
ZEH+は、さらなる一次エネルギー量の削減に加え、外皮性能のさらなる強化、高度エネルギーマネジメント、電気自動車を活用した自家消費の拡大措置のうち2つ以上を採用することが条件となります。
三重県住宅生協では、ZEH+にも取り組んでいます。環境のことを考えたZEHやZEH+は、住まう人にとっての快適さと生活費や住宅ローンの負担軽減にもつながります。
■ZEH補助金基準を満たしたZEH住宅は、一般公募により補助金が支払われます。
2019年度分については現在、五次公募を受付中。
当初、四次公募で終了を予定していましたが、予算状況に鑑み追加公募を実施されています。つまりZEH住宅を建てるなら今がチャンス!
実績報告書(※)の提出期限が10月30日までとなっているため、工期にも余裕があります。
※お引き渡し後、ZEH住宅が完成したことを国に報告する書類公募期間は3月27日(金)まで
先着順で受け付けるため、申請金額が予算に達した場合は終了します詳しくは担当営業までお尋ねください。