花粉・黄砂が飛ぶ季節に考える家のこと 前編
こんにちは、住宅生協です。
花粉や黄砂、PM2.5などにより、花粉症などの健康被害はもちろん、付着による汚れなど、さまざまな面で影響があるこの季節。
家づくりにおいては、どのようなことを意識される方が多いのでしょうか。
今回から2回にわたり、この時期に有効なアイテムをご紹介します。
■きれいな空気で過ごしたい
現在、住宅には24時間換気が義務付けられています。
24時間換気が義務付けられた背景には、ホルムアルデヒドなどの有害物質による人体への影響、シックハウス症候群が社会問題となったことがあります。
つまり、室内の空気を排出し、新鮮な外気を取り入れることが24時間換気の目的です。
「でも外気を取り入れるということは、花粉なども一緒に家の中に取り込んでしまうのでは?」
こう思う方もいますよね。
取り込む空気について厳密に対策する場合は、オプションでご用意する熱交換換気システムがおすすめです。
換気には第1種と第2種、第3種があり、熱交換システムは第1種。
標準仕様の第3種は、居室のどこかに自然給気口を設け、建物内の1~2カ所に換気扇を設けて排気する方法です。
コストは抑えられますが、花粉などが家に侵入しやすいという一面もあります。
第2種は換気扇を用いて給気し、換気口から自然排気する方法で、一般的な住宅にはあまり採用されていません。
第1種は給気、排気ともに機械を使います。
第1種に該当する熱交換システムは、換気の際、空調によって暖かく(涼しく)なった室内の空気を活用する空調負荷の軽減が主な役割です。
加えてフィルターを取り付けることが可能なため、建物に入ろうとする花粉などの微粒子をブロックできるのも大きなメリット。
高性能フィルターを使えばさらに、外気を取り込む際の有害物質低減効果が期待できます。
気になる方はお気軽にお問い合わせください。