三重県住宅生協の安心安全の木の住まい
2×4工法の中心となる6種類の規格材
また、国土交通大臣が認定した海外の規格材も利用可能です。
2×4工法の歴史
わが国ではプラットフォーム工法の前身であるバルーン・フレーミング工法が明治初期に北海道に伝わり、札幌の時計台や農業施設が建設され、住宅としては明治末期から関東大震災直後の大正末期にアメリカから部材一式や設計図が輸入されるようになりました。戦後、昭和40年代に入って個別企業が大量に商品として住宅を供給するようになり、昭和49年には技術基準が定められ枠組壁工法としてオープン化されました。そのころより2インチ×4インチの規格材を多く使用されることからツーバイフォー工法(和製英語)と呼ばれ、今やアメリカ、カナダ等では、戸建住宅のほとんどがこの工法によっているほか、オーストラリア、ニュージーランド、イギリス、韓国、中国でも採用されており、全世界で年間200~250万戸が供給されていると推定されています。
実は「木は火に強い」
「木は燃えやすいもの」と思いがちですが、ある程度の太さや厚さがある(つまり断面が大きい)木材は、いったん燃えても表面に炭化層をつくるだけで内部まで火が進行しにくく、強度が低下しにくいという性質をもっています。これに対し、鉄は550℃を超えると急速に 強度が低下。現実の火災においても、700℃~ 950℃にまで達するといわれるので、住宅の場合、骨組みが崩れ落ちる危険性もあります。「木は火に強い」といわれる所以は実はここにあったのです。
構造の違いが火災保険料の違いに
住宅生協は標準で省令準耐火構造!
建築基準法で定める準耐火構造に準ずる防火性能を持つ構造で、住宅金融支援機構等の融資制度を利用する場合、火災保険料の優遇が受けられる場合があります。
(A)面で支える「ベタ基礎」
骨組みとなる鉄筋は「太さ13mm ・150mmピッチ」
「ベタ基礎」は建物の底板一面を鉄筋コンクリートで支え、「布基礎」と呼ばれる1階の壁の下だけに基礎を配置する形と異なり、家の荷重を底板全体で受け止め、建物を支えるため、負荷が分散して安定性に優れることになります。また基礎の骨組みとなる鉄筋は13mmの太さで、一般的な幅よりも狭い150mm※2間隔で敷き詰められています。※一部仕様で異なります。
(B)構造材の劣化を抑える「通気基礎パッキン」
強い基礎と強い建物をつなぐ「ホールダウン金物」
地震などの際に柱が土台や基礎から抜けたり、浮き上がったりすることを防ぐために設置する金物。アンカーボルトが土台と基礎をつなぐ金物であるのに対し、ホールダウン金物は、柱から基礎までをつなぐため、アンカーボルトよりも長い。
優れた耐震性を発揮する6面体「モノコック構造」
床・壁・屋根が一体となったモノコック構造のツーバイフォー住宅は、地震の揺れを6面体の建物全体で受け止めて力を分散させます。地震力が一部分に集中することがないため倒壊・損傷がなく、地震に対して抜群の強さを発揮します。
強くて静かな剛床構造
1階の床には厚さ28mmという極厚の構造用合板を施工。12mm のフローリング材と合わせて40mmの床厚となります
①四面カットソー
②テーブルプレス
③クロスカットソー
④合わせ柱、マグサ釘打
⑤開口部合わせ「パネルライン前工程」
⑥壁パネルライン
⑦検査・積み込み
2階床製作工程