三重県住宅生協は安心安全な木の家を建てています【ツーバイフォー工法】
こんにちは、住宅生協です。
質の高い木の家にこだわる私たちは、前回お伝えした在来工法(木造軸組工法)とは別に、ツーバイフォー工法(2×4工法)による木造建築も行っています。
ツーバイフォー工法の特徴は、耐震性に優れた6面体の「モノコック構造」であること。
床・壁・屋根が一体となった構造のため、地震が発生した際に揺れを6面全体で受け止め、力を分散させることができます。
地震の力を1点に集中させないことで、建物の変形や崩壊を防ぐのです。
2011年に起きた東日本大震災の際、日本ツーバイフォー建築協会が実施した被害程度のアンケート調査では、対象としたツーバイフォー工法の20,772戸のうち、当面補修をしなくとも居住に支障がない住宅は19,640戸という結果になりました。
実に95%の家は、地震後も住み続けることができたということ(津波による被害を除けば98%)。
2004年の新潟県中越地震、1995年の阪神・淡路大震災でも、ツーバイフォー工法の家に大きな被害はありませんでした。
高い耐震性は、実際に起きた大地震で証明されています。
もちろん、火災に強いのは在来工法と同じ。
いったん燃えたとしても、木材の表面にできた炭化層が熱の侵入を防ぎ、建物の倒壊リスクを抑えてくれます。
19世紀初頭に生まれたツーバイフォー工法は、北米における木造建築の主流です。
アメリカやカナダの戸建住宅はほとんどがツーバーフォーの家であり、現在は世界中で普及が進んでいます。
日本での歴史も古く、1863年に建てられた長崎のグラバー邸や1878年に建てられた札幌の時計台はこの工法による建物。
その後、1974年に技術基準が定められオープン化して以来、数多くのツーバイフォー住宅が建てられてきました。
私たち住宅生協は、世界中で認められるツーバイフォー工法でも安全安心な家を実現しています。