住宅生協が2×4(ツーバイフォー)をおすすめする理由「耐風性」
こんにちは、住宅生協です。
先月のブログでは、2×4(ツーバイフォー)工法のメリットとして「気密性・断熱性」の高さをご紹介しました。
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今月はツーバイフォーの「耐風性」に注目してみたいと思います。
■耐風性を高める工夫
激甚化する台風災害から家族を守るため、防災の観点からは家の耐風性に注目したいところですね。
ツーバイフォーはハリケーンが発生する北米で生み出された工法のため、強風に対する強度も兼ね備えています。
屋根が吹き飛ばないようにする工夫が、あおり止め金具「ハリケーンタイ」の使用です。
ハリケーンタイは建物の外壁と屋根のたる木を連結する金具。
強風にあおられた際、屋根が吹き飛ぶのを防ぎます。
たる木一本おきに取り付けることで十分な耐風性を発揮するハリケーンタイですが、住宅生協ではたる木一本ずつに取り付けて、さらなる耐風性の向上を図ります。
昨年に限っては台風の接近数が少なく、2008年以来の上陸ゼロでしたが、三重県内では台風14号で被害が発生。
また7月には桑名市長島町、桑名郡木曽岬和泉で突風が発生して、屋根瓦のめくれなど被害があったようです。
耐震性に注目することが多い建物構造ですが、安全・安心な暮らしのため耐風性も意識してみてはいかがでしょうか。
来月は、ツーバイフォーの「耐久性」についてお伝えします。