子育て中の家づくり、成功の秘訣・間取りと収納編
こんにちは、住宅生協です。
家づくりをご検討されている方の中には、子育て真っ最中の方も多いのではないでしょうか。
今回は、小さなお子さんがいるご家庭が家づくりの際に考えたいポイントをお伝えします。
過去の記事はこちら
子ども部屋編https://www.mie-jsk.or.jp/blog/6085
手洗い編https://www.mie-jsk.or.jp/blog/5978
■和室・畳スペースはどこに
小さなお子さんがいる場合、親御さんから見守りやすい間取りにすることが大切です。
特に、作業する時間が長くなるキッチンから目が届くようにしておくと良いでしょう。
和室や畳スペースはお子さんが遊ぶための場所としても最適ですが、LDKに隣接して設ける場合、キッチンから目が届くような配置がおすすめです。
家事動線の観点からキッチンの近くに水まわりを設ける間取りは一般的ですが、建物の形状によってはお子さんの遊び場として考えていた和室・畳スペースがリビングの奥になり、キッチンからは死角となってしまうケースもあります。
プランを打ち合わせる際は、水まわりと和室・畳スペースの配置に気を付け、優先順位も意識してご要望をお伝えください。
■工夫が必要なLDK収納
小さなお子さんが遊んだあとのLDKは、おもちゃや絵本が散乱状態なんてことも。
これから家づくりをされるのであれば、これらを収納するスペースも最初から想定しておくことが大切です。
実はLDKは、収納スペースをつくりにくい場所でもあります。
後から収納家具を置くのは、部屋をせまく使いにくくしてしまう懸念があるので、できれば家づくりの際に工夫して収納スペースを設けておくのが良いでしょう。
小上がり和室・畳スペースであれば、段差を活用して収納空間をつくり出すことができます。
また、対面キッチンのカウンター下の活用も検討可能。
ここに造作家具で収納スペースを設ければ、ダイニングからアクセスしやすいためおもちゃや絵本をしまっておくのにも最適でしょう。
廊下側から壁面収納をつくることもできます。
間取りに余裕があれば、LDK側から開閉するつくりにもできるため、片付けの際に使いやすいですね。
お子さんが大きくなってからも何かと必要なのが収納スペース。
将来のことを考えても、LDKまわりに収納を設けておくのはおすすめです!