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スタッフブログ

  • 住宅価格は総額でご提案しています

    こんにちは、住宅生協です。

    住宅価格ってどことなく分かりにくいイメージがありますよね。
    坪単価、別途工事費、諸経費など、いろいろなキーワードがあるけれど、結局のところいくら払う必要があるのか…。

    今回は注文住宅の家づくりで発生する費用についてお伝えします。

    ■大きく分けて3項目

    まずは本体価格。
    ハウスメーカーのチラシなどで見かける「坪○○万円というのが本体価格です。
    基礎や壁、屋根、建具や内装など、建物そのものに関する費用で、全体の60~65%ほどを占めています。

    次が別途工事
    既存住宅の解体や地盤の調査・改良、給排水、ガス、外構など、新築するために必要な建物以外の費用です。全体の30~35%は別途工事が占めることが多いようです。

    最後に諸費用(諸経費)。
    印紙税や登録免許税など税金登記費用から住宅ローン手続費用、引っ越し、電化製品、家具など、実際に住み始めるための費用です。
    初めから算出するのは難しい費用ですが、全体の5~10%ほどを見込んでおくといいでしょう。

    ■本体価格と別途工事にどこまで含まれるか

    住宅価格を比較するときに大切なのは、本体価格と別途工事を合わせた金額です。
    住宅生協では、本体価格と別途工事を合わせた総額を提示しています。
    そのため坪○○万円の本体価格とは前提が異なり、単純に比較することはできません。
    また、絶対に必要な工事の費用(住宅生協であれば別途工事扱い)が、会社によっては諸費用の扱いとなっていることもあると聞きます。
    諸費用はローン借入額に含まれず、現金払いが基本となるため、諸費用の増額は大きな負担になることも考えられます。

    異なる条件で比較したり、後になって思わぬ出費が発生したりすることがないよう、本体価格と別途工事の総額を意識するようにしましょう。

    2020.06.16 PM7:00