分譲地の区画を選ぶポイント
こんにちは、住宅生協です。
分譲地への住宅建築は、造成工事やガス・電気などのインフラが整備済みで余分な費用がかからないほか、隣地との境界線が明確、近所に同世代の家族が多い、統一感のある街並みで暮らせるなど、さまざまなメリットがあります。
一方、分譲地の中にはさまざまな条件の土地があり、どの区画を選べばよいか迷うケースもあります。
今回は区画選びの際のポイントについてお伝えします。
(写真はイメージです)
■道路は南か北か
複数の区画に分けて、住宅建築のための土地として整備された分譲地。
分譲地は区画によってその特性や価格が異なります。区画選びは大きく分けると道路が建物の南か北かという選択肢があります。
南に道路がある土地は、日当たりが良いため光を取り込みやすく、居住スペースを明るくしやすいのがメリット。
人気があり価格も高くなります。
北が道路の土地は日照条件が悪くなるため、価格は安い傾向にあります。
ただし、南側のお庭やLDKはプライバシーを確保しやすく、北側に駐車場を設けることで直射日光で自動車の塗装が傷む心配もないなどメリットもあります。
南側に家がありますが、建物の北側は窓が少ないため、隣家の目線が気になることもないでしょう。
価格は一般的に南東角地が最も高く、次いで南西角地、南面、北東角地、北西角地、北面の順になることが多いようです。
(写真はイメージです)
■形状について
建物を設計しやすい整形地が多いのも分譲地の特徴です。
一方、分譲地の中にも変形地はあります。正方形や長方形ではない変形地は、価格が安く設定されているケースが多く条件によってはお買い得というケースも。
例えば旗竿地は、広い庭や静かな環境が実現しやすいほか、プライバシーを確保しやすい、小さなお子さまの道路への飛び出しを防げるなどのメリットがあります。
ある程度規格化された家の場合、整形地でないと建てられなかったり、変形地は建築コストが上がってしまうことも考えられます。
一方、自由設計の注文住宅は土地の形に合わせたプランニングが可能。変形地を利用した独創的なプランが実現するケースも少なくありません。
すべての土地に一長一短があることを考えれば、区画選びにあたっては重視するポイントを明確にしておくことが大切です。
坪単価なのか、日当たりなのか、プライバシーなのか。
もちろん、分譲地の立地や周辺環境そのものが決め手となり、区画選びは優先順位が低いというお客様もいらっしゃいます。
三重県住宅生協は県内各地で分譲地を展開。
多様な選択肢を提供し、建築家がその土地に合わせたプランをご提案するのが強みです。
家づくりはもちろん、土地や区画についてお悩みの際はぜひ、三重県住宅生協のスタッフまでご相談ください。