アーチ垂れ壁が変えるお部屋の印象
こんにちは、住宅生協です。
天井や梁から床に向かって下がっている壁のことを垂れ壁(下がり壁)といいます。
建築基準法や構造上の理由から必要となる垂れ壁は、デザインを工夫することでインテリアのアクセントにもなります。
■お部屋をやわらかい雰囲気に
パントリーや和室(畳スペース)、シューズクロークなど、LDKや玄関と一体的に活用できる場所の開口は、仕切りや扉をつけず垂れ壁をアーチ状にすることがあります。
アーチ垂れ壁(アール垂れ壁)は空間をゆるやかに区切り、お部屋にやわらかな雰囲気をもたらす効果があります。
かわいらしさも演出できるため、ナチュラルテイストのインテリアがお好みの方、遊び心あるデザインを取り入れたい方などにおすすめの手法ですね。
■和室との相性
曲線の持つ雰囲気から洋風の部屋との相性が良いアーチ垂れ壁ですが、実は和の空間とも絶妙に融合します。
和室はもともと垂れ壁が多い場所でもあり、落ち着きある雰囲気を演出するのにも垂れ壁が一役買っています。
和の空間とアーチ垂れ壁の組み合わせは、どちらかというと洗練された見た目に。
曲線によって端正な印象を持たせることもできるのが特徴です。
家づくりの際は、個性的なインテリアが実現するアーチ垂れ壁も検討してみてはいかがでしょうか。