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スタッフブログ

  • マイカーの駐車はOK。では自転車は!? 我が家の「駐輪計画」・屋外編

    こんにちは、住宅生協です。

    注文住宅をプランする際はまず、「駐車計画」を立てます。現時点で保有している自家用車の台数と将来必要になるであろう台数をお聞きし、道路との関係も考慮して駐車スペースを検討。その上で、建物の形状やお庭をプランするという流れです。

    カーポートの有無など、駐車スペースについてさらなる検討ポイントはありますが、もう一つ忘れてはいけないのが自転車の存在。日常生活で自転車を使用する必要がある方は、「駐輪計画」も考えておくと、より暮らしやすく便利な我が家となるでしょう。

    ■家の中か外か

    最初に考えたいのが、自転車を家の中と外のどちらに保管するかということ。外であれば汚れなどを気にする必要がなく、出し入れもしやすいのがメリットですね。

    空いたスペースに置けば良いと考えがちですが、ある程度の幅・長さがある自転車は、事前に想定しておかないと、「置く場所がない」「雨でずぶ濡れになってしまう」という事態にもなりかねません。

    外だけどインナーガレージ?

    屋外保管をする場合、よくあるのは軒下やバルコニーの下、玄関ポーチなどを活用するケース。建物の形状をうまく利用して屋根のあるスペースに置くことで、多少の雨は防げます。ただし、スペースの大きさや自転車の台数によっては雨に濡れる可能性が高い点にも注意が必要です。特に横からの雨は防ぐのが難しい場所です。

    カーポートの中、車の横の空いたスペースを活用するのも一つです。カーポートの大きさ、車の大きさと駐車台数によっては、自転車のためのスペースをつるくことも可能。駐車時やアプローチの動線の妨げにはならないよう、置き方に工夫すると良いでしょう。

    カーポートの自転車版、サイクルポートを設置する方法もあります。自転車専用のため、コンパクトなタイプでも形状次第で雨風を防ぎやすいですが、余計なコストがかかるのはデメリット。敷地にはサイクルポートを設けるための余裕も必要です。

    屋外でありながら、インナーガレージのように使えるのが「ピロティ」。ピロティは2階部分を柱だけで支えた吹き放しの空間で、オフィスビルやマンションなどで見かける構造。住宅でもつくることは可能で、雨に濡れにくいのはもちろん、整備やメンテナンスなど、ガレージのように使えるのもうれしいポイントです。

    来週は、自転車を室内保管する場合の方法についてお伝えします。

    2022.08.11 PM7:00