2×4(ツーバイフォー)ってどんな家!? 工程編
こんにちは、住宅生協です。
三重県住宅生協では2×4(ツーバイフォー)工法による家づくりを推進しています。
今回は、この工法による具体的な家の建て方についてお伝えします。
■ツーバイフォー住宅の建て方
6面体構造、モノコック構造などと表現されることから、「箱」のイメージがあるツーバイフォー。
「工場で箱をつくって持ってくるの?」とお考えの方もいるかもしれませんが、実際には現場でパネルを施工、または工場でパネル化されたものを運び、現場で組み立てていきます。
いわゆるプレハブとは異なる工法であり、もちろん現場での施工力も非常に重要です。
建築工程は以下の通り。
〇基礎コンクリート
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〇1階床組み
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〇1階壁組み
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〇2階壁組み・天井組み
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〇小屋組み
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〇屋根葺き
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〇屋根仕上げ
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〇完成
上棟時は、在来工法のように一気に屋根までつくるのでなく、1階から順番に建てていきます。
床をつくりその上で作業できるのもツーバイフォーの特徴。
施工面でも安全かつ合理的な工法と言えますね。
■専用のクギを使用
ツーバイフォー工法では、接合部に専用のクギや金物を使用します。
クギはサイズごとに異なるカラーリングが施されたもの。
打ち込んだ後でも、クギ頭を見ることで、どれだけ入っているか確認できるという仕組みです。
検査のときなど、確実に施工されているか見分けるためにもクギ頭が見えていることは重要なんです。
規格化された構造用製材、専用クギ・金物など、ツーバイフォーが統一されたルールのもとで確立された工法というのがわかりますね。
■ツーバイフォー工法をもっと知りたい方へ
県内各地にある「住まいの情報センター」では、ツーバイフォーの構造がわかる模型をご用意しています。
実際の部材を切り出した模型を使い、どなたにもわかりやすく構造やメリットをご説明しますので、ご興味がある方はお気軽にお問い合わせください。
お待ちしています!