災害に備えた家づくり 収納編
こんにちは、住宅生協です。
近年、台風や地震などの自然災害が激甚化しています。
いつか来るといわれる南海トラフ巨大地震、地球温暖化による台風の大型化…。
予想される自然災害から家族の暮らしを守るための、住宅生協のアイデアをご紹介します。
■防災収納
皆さんのご家庭では、防災グッズを常備されているでしょうか。
常備されている場合、どこに置いているでしょうか。
一般的なのは玄関付近、あとはすぐに手に取れるリビング付近などでしょうか。
住宅生協では「防災収納」と称して、玄関のポーチ柱(※)に収納スペースを設けた家を施工したことがあります。
防災グッズはもちろん、貯水用の水や携帯食料など、大災害に襲われても数日間生活できるものを収納するスペースで、室内ではなく建物の外にあるのがポイント。
もし避難が必要となった場合に取り出しやすいのはもちろん、家の中が乱雑になってしまったとしても、生活に必要なものが屋外にまとめて置いてある安心感があります。
万が一、自宅以外での避難生活を強いられた場合、備蓄品を後から取りに戻る際にも便利ですね。
※ポーチ柱…建物の入口にある屋根付きのスペース(ポーチ)に施した支柱
今年は新型コロナウイルス感染拡大という、自然災害とは異なる災禍に見舞われました。
現在、コロナ禍の中で自然災害に襲われた場合を想定し、避難の在り方も再検討されています。
防災グッズの中にマスクや消毒液、体温計などを追加されたご家庭も多いことでしょう。
これから家づくりをされる方は、改めて家族の暮らしを守るために必要な事柄を思い返してみると良いでしょう。