トイレは間取りに影響する!?
こんにちは、住宅生協です。
家族が毎日のように使うトイレは、プランを考える際にも大切なポイントの一つです。
ただ、住宅設備としてのトイレの機能性にこだわる一方、間取りへの影響はあまり気にされていない方もいらっしゃいます。
今回は、トイレと間取りの関係についてお伝えします。
■標準的なトイレの広さとは
一戸建ての1階トイレは1帖(91cm×182cm)が標準的な広さです。
アパートやマンションではこれより小さいケースが多く、一戸建ての方が余裕を感じられるでしょう。
一方、介護やお子様のトイレトレーニングなどを想定して幅を広げることもあります。
幅を広げる場合は1.25帖(113cm×182cm)や1.5帖(136cm×182cm)など。
さらに車いすの使用まで考えると、2帖(182cm×182cm)あると余裕ができるでしょう。
■扉の位置は?
広さはもちろんですが、間取りへの影響で気になるのが扉の位置です。
トイレの扉は、便器の正面または横のいずれかとなります。間取りを自由に考えやすいのは、正面に扉があるつくり。
お客様からご要望をいただくことが多いのは横に扉があるつくりで、こちらは引き戸となるのが一般的で、トイレの空間自体を広く感じられるのがメリットです。
トイレの配置を考える際、気を付ける必要があるのが扉の干渉です。
手前に開けた扉が他の部屋の扉と干渉するのを避けなくてはいけません。
このような場合に有効なのが折れ戸。浴室と違い折れ戸のイメージがないかもしれませんが、トイレにも折れ戸を採用することがあります。
干渉の心配がなく、空間を有効利用できるため、間取りによっては折れ戸もおすすめしています。
「スマートエコタウン津新町駅西」のモデルハウスは、階段ホールからトイレ、洗面脱衣室に出入りするつくり。
扉の干渉を避けるため、トイレを折れ戸、洗面脱衣室を引き戸にしています。
実物が気になる方は、ぜひ見学にお越しください。
スマートエコタウン津新町駅西 「新しい生活様式」を楽しむ家
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