いる?いらない?? 動線や間取りと密接に関係する勝手口
こんにちは、住宅生協です。
キッチンや家事スペースから外に出られる勝手口。
実は注文住宅で採用する実例は減少傾向にあります。
家づくりの際は、勝手口についてどのように考えておけば良いのでしょうか。
■動線が良くなればメリット
勝手口を設けることで、家事動線が便利になるのはメリットです。
洗濯機の近くに勝手口があり、外側にすぐ物干しスペースがあれば、洗濯物を干す際の動線がスムーズに。
玄関やLDKを通るより勝手口から入った方がパントリーまでの距離が短ければ、買い物から帰った際も便利ですね。
一方、水まわりを一カ所に集めたり、室内干しスペースをつくったり、家事動線の良い間取りであれば勝手口から外に出る必要がないケースもあります。
最近の家は水まわりの動線にこだわった間取りも増え、勝手口は不要という結論に至ることも多いのです。
洗濯や買い物、ゴミ出しなどの際はどのように動くとスムーズか考え、動線や間取り、敷地・建物形状なども考慮して考えることが大切ですね。
■防犯面は注意が必要
勝手口は玄関に比べてセキュリティが甘くなってしまうケースが多く、防犯面の心配もあります。
そもそも目立たない場所にあることが多いのもリスクを高める要因です。
勝手口を設ける場合は、外側に鍵穴がないタイプやセンサーライトを採用するなど、防犯対策を万全としておきましょう。
ライフスタイルや生活習慣によって便利さを感じるポイントは異なります。
注文住宅では減少傾向にある勝手口ですが、依然としてご要望の声はあり、三重県住宅生協のモデルハウス・分譲住宅は勝手口を設けた間取りも多くご用意しています。
ぜひ実際の建物もご覧いただいた上で、検討してみてください。