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スタッフブログ

  • 3種のパントリーとそれぞれのメリット

    こんにちは、住宅生協です。

    食材や調味料をストックしておけるパントリー。新築時にご要望をいただくことも多いですが、実は大きく分けて3種類あるのをご存じでしょうか。今回はパントリーの種類とそれぞれの特徴をお伝えします。

    ■パントリーは壁付け/ウォークイン/ウォークスルー

    キッチン周辺にパントリーを設置することで、収納スペースの確保と災害に備えた食料品の備蓄ができる、キッチンに広い場所を確保できるなどのメリットがあります。パントリーを希望する場合は間取りや坪数によって種類や大きさを検討しましょう。

    壁付けタイプ
    壁に取り付けるタイプのパントリーです。可動棚を取り付けるのが一般的で、収納してあるものが取り出しやすい一方、収納スペースは限られます。

    ウォークインタイプ
    小部屋になったタイプのパントリーです。壁付けタイプに比べて収納力があり、日常的には使わない調理器具などを収納しておけるのもメリット。ただし、キッチンから移動する手間はかかります。

    ウォークスルータイプ
    通り抜けられるタイプのパントリーです。ウォークインタイプと同じように収納力がある上、通過できるため便利な動線を実現しやすいのもメリット。買い物から帰った後、直接パントリーに行って保管しておくことなどが可能です。しかし、こちらもキッチンからの移動が必要になるのに加え、間取りへの影響が大きいのが特徴です。

    ■本当にパントリーは必要?

    ご要望をいただくことが多いパントリーですが、コンパクトな家で無理やりつくろうとすると、部屋の広さにも大きく影響してしまいます。アパートから一戸建てに引っ越すお客様の場合、通常のカップボード(三重県住宅生協の標準は幅1800mm)でも十分な収納力と感じられるケースはしばしばあり、本当にパントリーが必要かどうかは、実物も見て判断されると良いでしょう。

    ついつい広くて収納力があるパントリーが欲しくなりますが、オプションでカップボードを2700mmにしたり、カップボード(1800mm)+壁付けタイプのパントリー(900mm)にすることで、間取りに大きく影響を与えない範囲で収納スペースを確保することも可能です。

    また、広い面積をパントリーに充てることが可能であればウォークスルータイプを設けて、食材だけに留まらず、あらゆる物の収納場所として使うのも良いでしょう。

    実物をご覧になりたい方はぜひ、住宅生協のモデルハウスやお客様の家見学会にお越しください。

    2022.05.26 PM7:00