高気密・高断熱についてみんなのギモンQ&A
「高気密・高断熱」という言葉、最近よく耳にするけれど、実際どうなの?どんなところがいいの?
逆にダメなところは?というみなさんのギモンに住宅のプロが十問十答します。

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断熱性能のバランスが悪いと、 壁などの表面を通じて冷気が伝わり、冷たく感じます。
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設計上は断熱仕様であっても、実際にしっかりと断熱施工がされていないと、期待される断熱効果は得られません。
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気密性が低く隙間が多いと、断熱住宅でも外気が入り込み、 寒さの原因になります。



- はい、暖かくなります。室内の温度差が小さくなるため、廊下やトイレのような暖房のない場所も暖まりやすくなります。



- 「高気密・高断熱な省エネ住宅」なら、冬の朝でもスッと起きられるようになります!



- 建物全体の表面温度を高め、適切な湿度を維持しながら、計画的に換気を行うことが、結露やカビの予防につながります!



- 喘息や喉の痛み、アトピー性皮膚炎の症状が改善される可能性が高いという調査結果も報告されています。



- 断熱性能の低い住宅では、浴室での事故リスクが高くなり、毎日が「命がけ」の入浴となりかねません。「高気密・高断熱の省エネルギー住宅」にすれば、こうしたリスクを抑えることが可能です。



- 断熱レベルによって異なりますが、一般的な省エネ基準の家と比べて、エネルギー消費を20〜50%以上抑えることが可能です!



- 止めてはダメです!結露やカビの原因になるからです。建物全体で少しずつ換気を行う「ダクト式」であれば、24時間換気していても寒さを感じにくくなります。



- たしかに建築費は安くはありませんが、快適な住環境が得られるうえ、将来的な電気代の上昇にも対応しやすくなります。また、建物の資産価値が下がりにくく、長期的に見るとコスト面でも有利です。



- 省エネ住宅を実現するには、LED照明・エアコン・給湯設備・24時間換気・節湯水栓・高断熱浴槽など、省エネ性能が高い設備機器を取り入れることが必要です。

