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省エネ住宅の「高気密」と「高断熱」のはなし

2050年には電気代がおよそ2倍に!?

2020年10月、政府は2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする、カーボンニュートラルを目標とすると宣言しました。それに伴い発電設備や送電網なども順次次世代や脱炭素への投資が必要になり、その設備投資費用が将来的に電気料金に上乗せされると考えられ、特にエネルギー価格の上昇を急加速していくと考えられます。2050年にカーボンニュートラル100%を達成しなかった場合の電気料金は1kWhあたり46.3円、カーボンニュートラル100%を達成しなかった場合の電気料金は1kWhあたり23.7円とするシミュレーションを電力中央研究所が試算しています。2022年の電気料金1kWhあたり約31円と比較しても、2050年の電気料金はおよそ1.5倍も高くなると考えられます。

画像:電気代がおよそ2倍に?

そんな時代の中、注目されているのが・・・
「高気密・高断熱な省エネ住宅」です!

・・・とは言われても高気密・高断熱の住宅は一体何がどうスゴイのか、いまいちピンときませんよね?
実際にどうスゴイのか以下に簡単にまとめましたのでぜひご覧ください。

高気密・高断熱で“冬の外に逃げる熱”と“暖房費”が約5分の1に

画像:大幅な節電効果

高気密・高断熱な家づくりをすると、冬の外へ逃げる熱やエアコン暖房費が約5分の1にまで抑えられます。これは、家の隙間を少なくし、断熱材をしっかり入れることで、室内の熱が外へ逃げにくくなるからです。結果として、少ないエネルギーで家全体を快適に暖められ、光熱費もぐっと抑えられます。

エアコンの省エネ性能、気にしてますか?

画像:約2倍も省エネ効果

実は、断熱性能を上げる方が、約2倍も省エネ効果があるんです。省エネエアコンで40%の効果も、断熱性能UPなら78%!初期費用はかかるけど、長い目で見れば断然お得。賢く省エネして、快適な暮らしを手に入れましょう!